Curriculum 2026 明治学院共通科目ガイドブック
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CURRICULUM2026明治学院共通科目ガイドブック必修科目「英語コミュニケーション1AB・2AB」の履修について11誤の中には学びの機会がたくさんつまっています。 「英語コミュニケーション 2 AB」は日本語を併用して行う授業です。リスニング、発音、語彙学習が中心になります。リスニングについては、日常生活から社会問題まで、様々な話題についての会話やトークを使って聞き取りの練習をします。発音については、個々の単語の発音だけでなく、発声の強弱や息継ぎから生まれる文全体のリズムやイントネーション(抑揚)など英語の音の特徴を学びます。こうした知識はリスニングにも役立ちますが、聞き取りやすい話し方をするには必須のものです。また、高校までに学習した語彙を復習すると同時に、新しい単語や表現も学び、語彙を増やし、表現の幅を広げます。 春学期の授業が始まる前に、GTECという定評のある英語力測定テストを使って習熟度別にクラスを編成します。各クラスの状況に合わせた進度で、共通のプログラムのもとで、共通のテキストを使って学びます。いずれのクラスでも、成績評価の際は、英語力が高いか低いかだけではなく、授業内でのがんばりも考慮されますから、英語に苦手意識がある人も、毎週の授業に出席しきちんと課題に取り組むことによって十分に単位取得は可能です。安心してがんばってください。  1 年次の終わりには GTECをもう一度受ける機会があり、 1 年間の自分の学びを確かめることができます。スキル別にスコアが出されますので、例えば「リスニングが伸びたな」とか「リーディングが苦手だな」など、自分の英語力の細かい診断ができます。必修科目としての英語は 1 年次で終了しますが、そのスコアを参考に 2 年次以降の目標を立ててみるといいですね。  2 年生になってさらに英語の勉強を続けたい人たちのために、選択科目として「英語研究 1 A」、「英語研究 1 B」、「英語研究 2 A」、「英語研究 2 B」、「英語研究 3 A」、「英語研究 3 B」があります(各 2 単位。「英語コミュニケーション」と違って、春学期と秋学期がそれぞれ独立した別個の科目です)。担当者によって授業の内容が異なっていて、リーディングやリスニングのようにスキルを学ぶクラスもあれば、「英語で学ぶ」ことに重点がおかれた、簡単な講義を英語で聞いたりディスカッションをするクラスもあります。そのほか、海外からの留学生と一緒に学ぶ授業もあります。この授業の特徴は、なんといっても授業そのものがすべて英語で行われていることです。身につけた英語の運用能力を使って、日本語で行われていてもおかしくない授業を英語で受けてみてください。 なお、 2 年目以降の科目については、学科により履修できない場合がありますので、入学後の履修ガイダンス等で確かめてください。英語で学ぶ―2年目以降の課題

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