CURRICULUM2026明治学院共通科目ガイドブック各外国語紹介21 みなさんもよく使う言葉が多いのではないでしょうか?このように、フランス語・フランス文化は私たち日本人の毎日の生活の中でも身近なところに存在しています。まずファッションについて言えば、世界的規模の「パリ・コレクション」が示すとおり、フランスはモードの重要な発信地。実際、私たちの身の回りに目をやってみると、ディ オールやエルメスなどフランスの高級ブランド店や、フランス語の名を持つ日本のブティックでいっぱいです。 食文化に関しても、いろんなことが思い浮かぶのではないかと思います。星の数によってレストランを格付けするミシュラン社のガイドブックや、解禁日がお祭りとなるボジョレー・ヌーヴォー。そしてマカロンやショコラ、タルトなどのお菓子!おいしく食べることの探究に情熱を燃やしつつ、料理やお菓子づくりを学ぶためフランスに旅立つ人もやはり数多くいるようです。 もちろん、芸術やファッションや食文化を楽しむために、フランス語がぜひとも必要であるというわけではありません。でも、たとえば、もし絵画のタイトルや映画のセリフの言葉遊びを少しでも理解できたとしたら、もし香水やマカロン一つ一つに授けられた名前の意味がわかったとしたら、そのときにはきっと、より大きな楽しさ、プラスアルファの喜びを手に入れることができるに違いありません。そうした喜びや楽しさを贅沢と呼ぶとすれば、フランス語 "de luxe" に由来する言葉を使って、いかにもフランス語を学ぶことは「デラックス」な体験なのだ、と言うことができるでしょう。 いろんな場所でたくさんの人々によって使用されているフランス語。芸術、ファッション、食文化など、さまざまな文化的事象と密接に結びついているフランス語。使える言語、楽しめる言語としてのフランス語を、私たちと一緒に学んでいきましょう! せっかく学び始めたフランス語。これを 1 年間で終わらせるのはもったいない、もっと学び続けたい、という新たな願望が生じるかもしれません。そんなときにはぜひ、中級者、上級者向けの授業に挑戦してください。 そしてますますフランス語に魅せられてしまい、さらにもう一歩先へ進みたい、という人のために、フランス語検定と留学制度について簡単にご紹介しておきましょう。大学の外へ、日本の外へ飛び出してみてください!さらなる一歩 — 仏検、留学
元のページ ../index.html#23