Curriculum 2026 明治学院共通科目ガイドブック
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CURRICULUM2026明治学院共通科目ガイドブック各外国語紹介各外国語紹介 街を歩いていると、中国語の会話やアナウンスを耳にすることが増えてきたと感じませんか? 百貨店や駅などでは中国語の案内がすっかり定着し、多くのコンビニや飲食店で中国のQRコード決済がそのまま使えるようになっています。 日本を訪れる観光客や、国内に住む外国人の中で、中国語を母語とする人が最も多いのをご存知でしょうか? こうした社会の流れの中で、中国語を学ぶことは、将来のキャリアや人とのつながりを大きく広げる力になります。そこで、皆さんに中国語の魅力あふれる姿をお伝えしたいと思います!表1 貿易相手国上位10ヶ国・地域の推移(出典:財務省貿易統計)29<世界一の話者人口を有する言語><就職活動で今もっとも注目されている中国語!> 中国語は地球上の五人に一人が話しており、世界最大の話者人口を擁する言語です。国連の公用語の一つとしても使われています。中国本土、台湾、香港はもちろん、シンガポールやマレーシアなど東南アジアの華僑圏でも主要言語になっています。さらに、アメリカやカナダ、オーストラリアやニュージーランドなどにあるチャイナタウンでも華僑たちが暮らしており、中国語で交流することができます。英語の次に、中国語を身につければ、世界中のより多くの人々と交流を楽しむことができ、皆さんの人生を公私にわたって豊かにしてくれるでしょう。 日本と中国は千年以上の長きにわたって深い影響を及ぼし合ってきました。とりわけ、経済や文化の交流においては、中国は存在感のある大きな隣国です。 たとえば、財務省の貿易統計によると、日本の貿易相手国・地域の第 1 位は長らくアメリカでしたが、2007年以降はずっと中国が占めるようになりました(表 1 )。このような現状において、日本企業は中国語が話せる高度な人材を数多く必要としています。現在、就職活動において、TOEFLやTOEICの英語スコアに加え、HSK(中国政府が実施している中国語能力試験)の成績を高く評価する企業も増えています。中国語の資格を取得しておくと、憧れの職業に近づく大きな力になってくれるでしょう。Ⅰ.中国語を学ぶメリットとは?中国語

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