Curriculum 2026 明治学院共通科目ガイドブック
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CURRICULUM2026明治学院共通科目ガイドブック各外国語紹介513 つめは、言語を学ぶことによって、文化や歴史といったものが見えてくる面白さです。これは単に韓国語圏の文化や歴史だけではありません。他ならぬ、日本語圏の文化や歴史の中に、韓国語=朝鮮語圏の文化や歴史が古くから深いところで交わり、溶け合い、響き合っている、そうした面白さです。韓国語の学習は日本語圏の文化や歴史を全く新たな姿で、そして誠実に発見し直す営みでもあるのです。4 つめは、これまで体験したことのない、新たなことばの学びの面白さです。ええっ、言語はこんなふうに学ぶことができるのか! そういった感動です。実際にできるようになるし、実際に使える面白さ。そこでは「単位のための授業」などといったちっぽけな考えが吹き飛ぶような、圧倒的なわくわく感を共にし得るでしょう。*韓国語圏から発信される豊富なコンテンツは、日本語圏だけでなく、今や世界中の多くの人々の心に響き合っています。韓国語圏は世界のITを牽引する地域の 1 つでもあります。●実践的で、知的で、深い、ことばの学び。これが明治学院大学の韓国語の学びです。明治学院大学で用いられている先進的な教科書群、そこにある、考え抜かれたことばたちは、教科書の中だけに閉じこもっていることばなのではありません。「これは本です。」(そんなこと言われなくても、見ればわかる)、「私は少年です。」(少年はそんなこと言わない!)などという、あまり使えない例文の暗記に、貴重な青春の時間を費やすなんてのは、なし! 実際に話すには? 書くには? 聞き取れないときには、何と言えばいいのか? 韓国語で韓国語について尋ねるには? そういう構えで学びます。学んだそばから、実際に使えることば、ことばを交わして、実際に胸がうちふるえるような、そうした生きたことばを学びます。

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