Curriculum 2026 明治学院共通科目ガイドブック
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「コンピュータリテラシー」の履修について 「コンピュータリテラシー」科目群は、パソコンとアプリケーションソフトウェアを実際に操作しながら、現代社会で役立つ実践的な情報処理技術を学んでいく実習中心の科目群です。「AI・データサイエンス教育プログラム」科目群が数百人から数千人が同時履修するオンデマンド型遠隔授業として実施されるのに対し、「コンピュータリテラシー」科目群は、1クラスあたりの定員が30名余りの少人数クラスで、コンピュータ実習室での対面授業として実施されます。授業内容としては、ワープロソフトを用いた文書作成技術、表計算ソフトを用いたデータ処理技術、プログラミングを学ぶものがあります。(*教育発達学科では必修科目、他学科では選択科目です。)58①「コンピュータリテラシー 1 」②「コンピュータリテラシー 2 」③「コンピュータリテラシー研究 1 A・ 1 B」 「コンピュータリテラシー」科目群のうち、 1 年生で履修可能なのは、「コンピュータリテラシー 1 」「コンピュータリテラシー 2 」「コンピュータリテラシー研究 1 A・ 1 B」の 3 種類です。 3 年生以上で履修可能なのは、「コンピュータリテラシー研究 2 A・ 2 B」です。 ワープロソフトを用いた文書作成技術を学ぶ情報処理入門の授業です。代表的なワープロソフトであるWord(ワード)は、単純な文書作成機能だけでなく、複雑な様式やデザインの文書を作成するためのさまざまな高度な機能を持ちます。本科目では、Wordを用いたさまざまな文書作成技術とパソコンの基本的な操作方法を学習することができます。パソコンを充分に使いこなせる自信がまだない方には、この科目の履修をお勧めします。 1 学期間完結型の授業になっており、取得単位は 2 単位です。 表計算ソフトを用いたデータ処理技術を学ぶ情報処理初級の授業です。代表的な表計算ソフトであるExcel(エクセル)は、ビジネスの現場で最もよく使われているアプリケーションソフトウェアの 1 つであり、データを表形式で入力して、計算式や関数などを用いてデータを計算処理したり、グラフを作成したりする機能を持ちます。本科目では、Excelを用いたさまざまなデータ処理技術と情報処理の基本的な考え方を学習することができます。既にパソコンを充分使いこなせるくらいのレベルの方には、この科目の履修をお勧めします。 1 学期間完結型の授業になっており、取得単位は 2 単位です。 基礎的なプログラミングを学ぶ情報処理中級の授業です。ソフトウェアはプログラムの集まりでできています。プログラムとは、コンピュータに一連の情報処理作業をさせるための手順を書いた命令書ですが、人間の言語と異なり、プログラム言語というものを用いて書かれた極めて論理的なものです。本科目では、比較的簡易なプログラム言語(C言語やPython言語など)による具体的なプログラムの作成「コンピュータリテラシー」とは?「コンピュータリテラシー」科目群の授業内容「コンピュータリテラシー」のすすめ

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