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113329LE春2秋0LF00LA01EE50EB00EGSGSWJU0001JC20JP02JGKS1272KC01PS12PE計118211表1 ILSSPの実績 English Clinicは、ILSSPに参加することができなかった学生や英語学習に関するさまざまな質問や悩みを抱える学生に向けたプログラムである。本学非常勤講師のTom Webb氏および田辺玲子氏を担当者とし、春・秋学期共に火曜日と金曜日の昼休み(12:40~13:20)に実施した。担当者は、各学生が抱える相談内容に応じて、文法や語彙、発音に関する質問に答え、英語の学習方法や留学関係書類の作成について助言を行った。また、英語でアウトプットする機会を求める学生に向けて、英会話やプレゼンテーションの練習ができる機会を提供した。各月の参加者は、春学期は5~12名(6~13セッション実施)であった。秋学期は、対面でもオンラインでも参加ができるよう実施形態を変更したものの参加者が減少し、各月(9月を除く)の参加者は2~4名であった(2~6セッション実施)。オンラインでの実施によりキャンパスを問わず参加が可能となったため、今年度も3、4年生の参加者が一定数あった。来年度もプログラムの周知に力を入れ、多くの学生に利用してもらえるよう努力を続けたい。2.2 ドイツ語部門:コンスタンティネスク チェザル 2022年度ランゲージラウンジ(ドイツ語)は『ドイツ語deランチ』と題し、森本康裕氏(本学非常勤講師)が担当した。今年度は春学期途中から対面授業が再開されたため、対面授業再開まではオンラインで、以降はすべて対面とオンラインの併用形式での講座実施となった。開催日時は原則的には春・秋両学期を通じて毎週金曜の昼休みの60分間(12:30~13:30)だったが、参加者のリクエストに希望に応じて延長されることもしばしばであった。参加者は平均して1回あたり3名程度で、主にドイツ語初級を履修し終えた2年生の学生だったが、ドイツ留学を控える3年生以上の学生、あるいはドイツ留学中の学生や聴講学生が参加することもあった。 今年度の講座内容は、数年来のコロナによる感染対策のため長らく対面でのコミュニケーションの欠如という状況を踏まえ、「教員と学生間および学生間の対面コミュニケーション」を目的とし、毎回の講座に特定のテーマを設定せず毎回の参加者との雑談の中から方向性を決定していくこととした。なお、参加者のリクエストによって使用した資料としては、Tagesschau、Nicos Weg、Spiegel TV(すべて無料動画としてインターネット上で提供されている番組)などが挙げられる。また、これを基にしてドイツ語の正確なリスニングの確認や基礎文法項目の復習、重要なフレーズや単語の確認、すでに大学授業内で既習の文法事項などを復習しながら、現代のドイツの時事的な問題について参加者間で意見交換を行った。 さらに秋学期からドイツ語のランゲージラウンジでは留学生のNoelle Müller氏(ノエル・ミュラー)

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