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35ドイツ語部門:コンスタンティネスク チェザル 2022年度のドイツ語検定試験対策講座は、春学期の木曜5限に3級対策講座(白金)、秋学期の水曜4限に4級対策講座(横浜)を、いずれも佐藤修司氏(本学非常勤講師)の担当で開催した(それぞれ全8回)。 3級対策講座はZoomを使用してのリアルタイム型の授業を実施したが、参加することのできない学生もいたため、教材資料をmanabaにアップロードし、適宜学生が自修した上で、質問等がある場合は同じくmanabaを通して受け付け、回答するオンデマンド式(教材提示型)の授業も併用した。4級対策講座は対面式授業を実施したが、こちらも授業に参加できない学生を考慮し、教材をmanabaに挙げた上で、3級同様の措置を講じた。加えて、両クラスとも学習の進捗度を確認するために、毎授業時に短い課題を提出させた(ただし、提出は任意とした)。 3級対策講座は、これまでの出題内容を踏まえた文法等の解説用教材を用意し、学生にはそれを参照した上で過去に出題された問題に解き方のヒントをつけてアップロードしたものを解かせ、授業中に答え合わせを行った。第1回~第5回授業時には文法問題を、第6回~第8回授業時には長文問題と聞き取り問題とを扱った。また、語彙力の向上を図って単語集を紹介したほか、授業時間内に扱うことのできなかった問題に関しては、解き方の説明と解答をつけたプリントを作成、配布した。ちなみに、登録した学生数は8名であるが、リアルタイム型の授業に参加した学生数は3名であった。また合格者は1名であった。 4級対策講座も、3級対策講座と同じように、文法等の解説用教材と過去問を用意し、授業時に答え合わせを行った(ただし、対面授業に参加できない学生には配布プリントにあらかじめ正解と説き方のコメントを付しておき、各自が自修できるように便宜を図った)。文法問題に関しては第1回~第6回授業を充て、第5回授業以降は、加えて長文問題と聞き取り問題も扱った。また、授業時間内に扱うことのできなかった問題に関しては、解き方と解答をつけたプリントを作成、配布した。ちなみに、登録者4名中、対面授業に参加した学生数は1名、教材提示型のそれのみに最後まで参加した学生数は2名であった。4級の合格者は2名であった。スペイン語部門:大森洋子 スペイン語DELE準備講座は、今年度も、講師の先生との連絡をとりながら、Zoomとmanabaを使って行った。さらに、DELEと目的が同じながら、パソコン受験が可能で年間の受験チャンスが多いSIELEの準備にも適する講座として開講している。1.募集に際して 横浜・白金キャンパスの学生を対象としていることを考慮し、引き続きオンライン講座で行い、1年以上の学習歴をもつ学習者に限って行った。

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