HTML5 Webook
41/56

37⃝学習内容 TOPIKⅠ-1級クラス、TOPIKⅠ-2級クラス、TOPIKⅡクラス共に、過去問の「読解」「聞き取り」の問題を解きながら、質問に回答した。授業以外の時間の質問については、manabaを利用し、学生の質問に回答した。TOPIKⅡクラスはmanabaの個別指導を使用し、「作文」の添削指導を行った。またTOPIKの問題だけではなく、学生のニーズに合わせて、柔軟に対応した。⃝学生の反応と成果 学生からは、「難しかったけど、新しい知識を得ることができてうれしかった」「TOPIKの受験を考えているので、大変勉強になった」という意見があり、講座担当の先生からは、「学生のレベルに差はあったものの、講座に続けて参加することにより、TOPIKの問題類型の理解をはじめ、学習上達が見られた」「この講座で、韓国語の総合的な能力を高め、初級から中上級へのレベルアップに繋がったと思う」などのご意見が伝えられた。また、「『ハングル』能力検定試験」の対策講座ではないが、TOPIK講座に参加し、勉強したことで、「『ハングル』能力検定試験」に受験した結果、合格した学生がいるという知らせもあり、大変有意義な結果が得られたと思われる。 全体的にハイブリッド形式で講座が実施されたことで、多くの学生が意欲的に参加できたと思われる。今後も多くの学習者が参加できるよう、ハイブリッド形式での実施が必要であると思われる。フランス語部門:塩谷祐人■仏検3級対策講座 本学非常勤講師の檜垣嗣子氏が担当する仏検3 級対策講座は、横浜キャンパス・白金キャンパスの両方の学生からの需要が見込まれるため、対面での開催が可能となった本年度も、あえてオンラインでの開講とした。 春学期は事前申し込みが9名、初回受講者は6名でのスタートとなり、最終的には5名が参加を続けた。秋学期は事前申し込みが9名あり、初回は全員が参加。最終的には4名が参加を続けた。回が進むにつれて参加人数が減少するのはある程度仕方がないこととはいえ、その原因のひとつは、学生自体が3級のレベルが事前に把握できていないことにある。その差を初回授業でどのようにフォローし、学生の要望に応えていけるかも考えたい。 講座の内容は昨年度を踏襲し、事前にmanabaを通じて過去問題を配布し解いてもらい、Zoomでその解説を行うという形式を取った。試験対策講座としては、実践的な力を伸ばすための有効な手段であると思われ、実際、両学期とも、検定試験に合格したとの報告が複数なされている。なお、受講者は各自の判断で3級に限らず4級から2級に挑戦し、それぞれが成果を残している。また、検定試験は受けずに、授業の補習として参加している学生もいるように見受けられるが、それもまたこの講座のひとつの役割であろう。

元のページ  ../index.html#41

このブックを見る