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443.今後の予定 今後は、上述した調査結果をとおし、学部留学生の就職活動における困難点を把握するため、障壁となる要因について分析及び考察を進める。さらに、分析・考察の結果、明らかになった学部留学生の困難点や障壁を相対化しつつ、就職活動というライフイベントを自らのキャリアに位置づけられるような教育方法論の構築を図る。 2023年度は、本研究の成果を発表及び論文としてまとめる予定である。本研究を通し、学部留学生に対する就職活動支援に関わる教育方法論が構築されることは、新たな教育方法論の構築という学問的意義を持つのみならず、文部科学省が推進する「就職支援に係るプラットフォームの構築等、留学生の受入れ環境支援」の一端を担う可能性があることから社会的意義も持つと考えられる。【参考文献】独立行政法人日本学生支援機構(2022)「外国人留学生のための就活ガイド」  〈https://www.jasso.go.jp/ryugaku/after_study_j/job/guide.html〉(2022/12/19参照)南雲智・寺石雅英編(2019)『留学生の日本就職ガイド2021』論創社文部科学省(2021)「外国人留学生の就職関係」  〈https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1370919.htm〉(2022/12/19参照)手順で、順次、回答の収集を開始した。現在、7名全員の回答の収集を終了した段階である。3)本学キャリアセンターに対する聞き取り 本学における就職活動支援における状況及び方法の聞き取り(例:独立行政法人日本学生支援機構(2022)「外国人留学生のための就活ガイド2023」のデータ版紹介、本学システムの「キャリクル」、外国人留学生のための就職ガイダンス)

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