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研究所概要報告月例研究報告ランゲージラウンジ活動報告語学検定講座報告公開講座研究プロジェクト報告研究業績14The Annual Report of the MGU Institute for Liberal Arts亀ケ谷純一写真② サンパウロ市立劇場写真① パウリエスタ大通り写真③ エスタジオ・パカンブ序章 2022年度サバチカルで校務からはなれ、潤沢に時間が取れました。以前から興味関心があった日本から一番遠い外国に行ってみたいと。 ブラジルはサッカーやバレーボールなど国を挙げて盛んな国です。そしてサンバと太陽の国へのあこがれが少々ありました。2023年2月初旬ブラジルへの旅が現実のものとなりました。熱帯の太陽が降り注ぐ中、サンパウロとベロオリゾンテ、リオデジャネイロの3都市を2週間かけて巡る旅に出発しました。第一章最初に訪れたのはサンパウロ…… ブラジルの経済の中心地ともいえるこの都市は高層ビルが立ち並ぶ近代的な一面と歴史ある街並みが融合した様子が印象的でした。パウリエスタ大通り(写真①)では様々な文化が交じり合い、地元の人々の生活が息づいていました。美術館や劇場(サンパウロ市立劇場、写真②)も充実しており芸術と文化の中心地としての一面も感じられました。 サッカー王国、その熱狂的なカルチャーはまさに街の原動力で訪れる者を魅了しています。その一端を垣間見るべく、サンパウロの象徴的なスタジアム、エスタジオ・パカンブ(写真③)を訪ねました。エスタジオ・パカンブはかつて数多くの激戦が繰り広げられサッカーの歴史に深く刻まれた場所です。しかし今日ではその歴史が一堂に集められ訪れる人々を月例研究報告ブラジル紀行:サンバと太陽の国への旅

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