研究所概要報告月例研究報告ランゲージラウンジ活動報告語学検定講座報告公開講座研究プロジェクト報告研究業績35The Annual Report of the MGU Institute for Liberal Artsまざまな制限があり現状では実現が難しいところではあるが、今後のランゲージ・ラウンジのあり方と合わせて運営の検討課題としたい。 フランス語は他の言語と異なりフランス文学科で専門的に学んでいる学生の参加も多いため、学生のレベルに大きな開きがあり、それによって要望が異なっている点も今後の課題である。具体的には、長期にわたって閲覧している学生はフランス語に強い興味をもっており、留学を視野に入れていたり、フランス語のレベルが比較的高かったりするため、映画や日常会話、俗語など一段階上のフランス語の習得を望んでいるが、一方で第二外国語としてフランス語を勉強している学生からは、「なかなか単語や発音が覚えられない」や「勉強方法に悩んでいる」、あるいは「3年生以上になって授業でフランス語に触れる機会が少ない」といった声も寄せられており、こうした声に応える勉強法やフランス語をいかにして楽しく学ぶかなどに特化した情報も一定数需要がある。今後、可能であれば、目的(コミュニケーション・文法)やレベル(初級・上級)別にコンテンツを作成する、もしくは担当者を分けるなどの対策も視野に入れておきたい。
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