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研究所概要報告月例研究報告ランゲージラウンジ活動報告公開講座語学検定講座報告研究プロジェクト報告研究業績41The Annual Report of the MGU Institute for Liberal Arts意義な結果も得られたと思われる。 ハイブリッド形式で講座が実施されたことで、多くの学生が参加しやすく、意欲的に参加できたと思うので、今後もより多くの学習者が気軽に参加できるよう、ハイブリッド形式での実施は続ける必要があると思われる。フランス語部門:塩谷祐人■仏検3級対策講座 仏検3級対策講座は、例年通り本学非常勤講師の檜垣嗣子氏にご担当いただき、年2回の検定試験の実施に合わせ、春学期と秋学期に開講した。また開講方法は、横浜・白金の両キャンパスの学生が参加できるよう、Zoomを使用したオンラインでのライブ配信とした。 オンラインでの開講に伴って、一部の学生からは「録画したものを配信してもらいたい」という希望も出ている。今回は春秋ともに水曜日の5時限目に開講したこともあり、参加のしやすさを考えてみれば、録画配信も1つの選択肢だと思える。 ただしその場合、ライブで参加している学生は質問がしにくくなるというケースも予想される。実際、試験的に録画を行った際には質問がしにくかったようで、当時の参加者からは反対の意見も寄せられた。オンラインの特性をよりうまく活用すべく、開講曜時限と合わせて検討課題としたい。 参加人数は両学期とも昨年度に比べて微増しており、春学期は事前申込が11名、初回参加者が7名、秋学期は事前申込が10名、初回参加者が5名で、いずれの学期でも各回4〜6名の参加者があった(最終回の試験後の振り返りを除く)。なお、春秋を通じて参加した学生も1名おり、必ずしも試験対策だけが参加理由でないこともわかった。今後は募集する際に、フランス語の体系的な学びの機会としての告知も考えたい。 告知に関しては、難易度の高さを心配する学生に対して事前の説明文が長くなってしまうこともあり、それがかえって参加を躊躇わせているとも考えられる。学生への呼びかけの文面は、より工夫していきたい。 講座の内容は、各回事前に配布した1回分の過去問を解いてもらい、Zoomでその解説を行うという形式を踏襲した。実践的な力をつけるだけでなく、時間配分など試験の準備としても効果的であるため、今後もこの方法をベースとして行いたい。ただし開講前から過去問に取り組むことになるため、初回でその難易度に臆してしまう学生がいることも否めない。その点をどのようにケアし、継続した参加を促すかが今後も課題となる。 次年度も学生の参加のしやすさを考慮し、manabaとZoomを併用したやり方を継続する一方で、初習外国語(第二外国語)として学んでいる学生へのサポートを動画や教材で行っていくことも合わせて検討したい。

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