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研究所概要報告月例研究報告ランゲージラウンジ活動報告公開講座語学検定講座報告研究プロジェクト報告研究業績60The Annual Report of the MGU Institute for Liberal Arts2)本段での説明は『令和5年版防災白書』(内閣府)の「特集1 第1章 関東大震災と日本の災害対策」による。https://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/r05/(2024年2月6日最終アクセス)。3)関東大震災から100周年である2023年に出版されたものとして、児玉千尋編『文豪たちの関東大震災』(晧星社、2023年)を挙げておく。4)武村雅之編『天災日記 鹿島龍蔵と関東大震災』鹿島出版会、2008年、4-5頁。5)同前、4-5頁。6)同前、4-5頁。7)同前、ⅴ頁。8)成田龍一『増補 「戦争経験」の戦後史 語られた体験/証言/記憶』岩波現代文庫、2020年、20頁。9)同前、306頁および322-323頁。10)2023年時点で存命である関東大震災の被災経験者の紹介としては、「崩された日常、災禍の記憶」(『朝日新聞』2023年8月27日、朝刊、2頁)等がある。横浜市のグループホームで暮らす112歳の高嶋フジさんは、12歳のとき神奈川県逗子市(旧逗子町)で被災し、その記憶を記者に語っている。11)永井隆「原子野に伏して」『平和塔』、アルバ文庫、2001年、43-44頁。 12)高森順子『震災後のエスノグラフィ 「阪神大震災を記録しつづける会」のアクションリサーチ』明石書店、2023年、58頁。13)大日本雄辨會講談社編『大正大震災大火災』大日本雄辨會講談社、1923年、115頁。14)同前同頁。15)同前、117-118頁16)もっとも全ての逸話が匿名で語られるわけではなく、「死児を背負つて三日もさ迷うた老婆に優しても劣らぬ哀しい恨は、在郷軍人である本所林町の安東兼吉氏が一生忘れ得ない所であらう」(「死せる父を背負ふて彷徨」、同書116頁)。「長唄の杵屋正三郎は弟の杵屋忠次、倅の梅屋金太郎妻君老母子供二人とで本所横網町に住んでゐた」(「一家全滅」より、同書117-118頁)、など、地元で名の知れた人物は氏名が伴うこともある。17)成田龍一「関東大震災のメタヒストリーのために」『近代都市空間の文化経験』(岩波書店、2003年)、209頁18)同前同頁。19)「『生きた証』全国で共感」『読売新聞』2017年10月28日、朝刊、33頁(岩手版)20)大槌町町役場総合政策部公民連携室・生きた証プロジェクト推進協議会編『平成二十八年度版 生きた証』(大槌町、2017年)、15-16頁。

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