研究所概要報告月例研究報告ランゲージラウンジ活動報告語学検定講座報告公開講座研究プロジェクト報告研究業績79The Annual Report of the MGU Institute for Liberal Arts【注】1)吉岡伸彦,宮下充正「フィギュア・スケートのフリー・スケーティングの競技力と滑走速度の関係」,日本体育学会大会号第39回(バイオメカニクス, 一般研究 A),一般社団法人日本体育学会,1988,p.405足関節を外転してバック スイズルを行っていることを示しており、コーチングにおいてはこれらの筋の活動のタイミングおよび活動レベルを理解させることが重要であると考えた。 今後は未分析のキャリングおよびフォア スイズルにおける筋電図を分析し、今後予定している実験のデザインに役立てたい。今後予定している実験では上級者および初心者を被験者として、モーションキャプチャーと筋電データを同時に取得するので、動作の3次元的分析とともに、その動作を実現する筋の活動状態を関連させて、フィギュアスケートの基礎技術の指導に資するコーチング プログラムの開発につなげたい。2)湯田淳,青木啓成et al『スピードスケート育成ハンドブック』,公益財団法人日本スケート連盟スピードスケート強化部,2015,p.143)湯田淳,et al,「スピードスケート長距離種目におけるカーブ滑走中の下肢キネティクスの変化」, 『バイオメカニクス研究』,9(2),2005,p.664)池上康男, et al,「フィギュアスケートにおけるジャンプ動作の三次元的分析」,『総合保健体育科学』,15(1),1992,p.71-755)池上久子,et al,「フィギュアスケートジャンプのバイオメカニクス: クワッドサルコジャンプの運動学的研究」, 『総合保健体育科学』,28(1),2005,p.15-226)山下篤央,et al,「膝関節角度の変化から見たフリップジャンプの特徴について」,『京都文教短期大学研究紀要』,52,2014,p.123-1287)近藤亜希子,et al,「慣性センサを用いたフィギュアスケート・ジャンプの3次元加速度解析に関する研究」,『シンポジウム: スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス講演論文集』,一般社団法人日本機械学会,2020,p.A-1-48)Aldo O. Perotto(著),栢森良二(訳),『筋電図のための解剖ガイド:四肢・体幹 第3版』,西村書店 , 1997,p.142-190
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