研究所概要月例研究報告ランゲージラウンジ活動報告語学検定講座報告研究プロジェクト報告研究業績0011111251The Annual Report of the MGU Institute for Liberal ArtsLE春3秋3LF10EE35EB02EGSGSWJUJC3210JP30JGKS1370KC00PS21PEMS計024230表1 ILSSPの実績LA00 English Clinicは、ILSSPに参加することができなかった学生や英語学習に関するさまざまな質問や悩みを抱える学生に向けたプログラムである。今年度は本学非常勤講師のMohammad Ali Bastami氏、田辺玲子氏、大塩真夕美氏を担当者とし、春・秋学期共に水曜日と金曜日の昼休み(12:40〜13:20)に実施した。担当者は、各学生が抱える相談内容に応じて、文法や語彙、発音に関する質問等に答え、英語の学習方法や留学関係書類の作成について助言を行った。また、英語でアウトプットする機会を求める学生に向けて、会話やプレゼンテーションの練習ができる機会を提供した。春学期は各月7〜9名が参加し、32セッション実施した。秋学期は、9月の参加者はいなかったものの、その後は各月3〜8名が参加し、12月までに19セッションを実施した。来年度も多くの学生に利用してもらえるよう周知していきたい。2.2 ドイツ語部門:コンスタンティネスク チェザル 2024年度のランゲージラウンジ(ドイツ語)は例年通り「ドイツ語deランチ」と題し、オルランド ダヴィデ氏(本学非常勤講師)が担当した。開催日時は春学期および秋学期を通じて毎週金曜日の昼休み60分間であり、各学期12回ずつ、対面形式で行われた。参加者数は1回あたり7〜9名であり、昨年度に比べて倍増した。ドイツ語の履修者だけでなく、スペイン語を履修している学生1名も定期的に参加した。さまざまな学科や学年から集まった参加者のおかげで、ダイナミックで活気あふれるランゲージラウンジであった。 今年度の特徴として、ドイツ料理というテーマがライトモチーフとなった。特に1年生の1人が、ドイツ家庭料理への情熱で他の参加者を驚かせ、この学生の親しみやすい性格がリラックスした雰囲気を作り出した。共通の興味によって参加者の関係が深まり、ドイツ語圏の名物料理を知る機会がしばしばあった。 さらに、両学期とも、文化、政治、歴史、そしてドイツの日常生活に関する総合的な情報を提供する映画やYouTubeのビデオを視聴した。それらはベルリンに住む若者の生活、ドイツの東西分断期間中のベルリン、ドイツの観光名所、ドイツのユネスコ世界遺産、ドイツの伝統などをテーマにした動画であり、理解を深めるために日本語字幕付きのものをよく利用した。12月のランゲージラウンジはクリスマスシーズンに着目し、冬休み直前の講座ではドイツの伝統である「ヴィヒテルン」を行なった。参加者たちはお祭り気分で小さなプレゼントを贈り合った。 ランゲージラウンジはリラックスしたフレンドリーな雰囲気の中で行われた。通常の授業以外でドイツやドイツ語を知るためのよい機会となり、歴史、音楽、日常生活などドイツ語圏の文化に興
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