研究所概要月例研究報告ランゲージラウンジ活動報告語学検定講座報告研究プロジェクト報告研究業績53The Annual Report of the MGU Institute for Liberal Artsでも繋がるほど、学部・学年、国籍を越えて交友を深められたようである。 さらに番外編として、2つの取り組みもおこなった。1つは、今年度初めて開催された、学内のレシテーションコンテストに参加する学生への練習サポートである。参加学生は留学生によるサポートのもと、主に夏休みの期間を利用して課題文の朗読練習をおこなった。もう1つは12月18日に実施した餃子パーティーである。皮から餃子をつくるのはほとんどの学生にとって初めての体験で、何かと苦戦していたが、皆でつくりあげた餃子の美味しさはひとしおだったようである。家庭科実習室の使用をお許しくださり、またこれに係る準備にご尽力くだった心理学部教育発達学科の教職員の皆さまには改めて御礼を申し上げたい。 来年度も、基本的には今年度の開催形態を踏襲しつつ、参加学生の声に耳を傾けながら、より充実した活動を進めていきたい。またランゲージラウンジの周知にも力を注ぎ、より多くの学生に参加してもらえるよう尽力したい。2.5 韓国語部門:文吉英 2024年度韓国語会話カフェは、韓正芽先生により春学期、秋学期(火曜日12時半〜13時半)とも12回にわたって行われた。春学期は、対面のみで実施されたが、秋学期はより多くの学生の参加のために対面とZoomによるハイブリッド形式で実施された。■クラスの特徴及び学習内容 春学期は3〜28名(登録者数:42名)、秋学期は3〜10名(登録者数:18名)の学生が参加した。参加者のうち、約9割が1年生であり、大学に入って韓国語を学び始めた学生が多かった。多様なレベルの学生が集まり、あまり話せない学生は関連する簡単な表現を学び、聞く・話す練習をし、かなり話せる学生は表現を更に上手に話せるように練習する時間となった。 学習内容としては、自己紹介、韓国語、週末、旅行、食事、ドラマと映画、誕生日、大学生活、ショッピング、ペット、友達、夏休み、テレビ、夢、性格、アルバイト、ファッション、スポーツ、SNS、学校、音楽などの非常に多様なテーマが扱われた。これらのテーマは、manabaを通して事前に学生に知られ、参加する学生が少しでも準備して参加することでより充実した時間となるようにした。■学生の反応及び今後の課題 担当講師の話によると、参加者登録数が多く、学生の韓国語への興味関心が高いことを実感できたという。また、多様なレベルの学生が集まり、活発にフリートークするチャンスが与えられたことが学生にとっては非常に良かったのではないかと語られた。学生からは、来年もやり続けたいとの声が多くあったことから、短い時間ではあったが会話カフェへの参加が韓国語で積極的に話せた
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