About the Center

教養教育センター紹介

教養教育センターとは

本学の授業科目は、学科科目と明治学院共通科目によって構成されており、各々について各学科の定める卒業のために必要な単位数を取得する必要があります。教養教育センターは、後者の明治学院共通科目の運営に携わり、時代のニーズにマッチした教養教育のあり方やカリキュラムの改変等について議論する教育・研究組織です。

明治学院大学は、自分の専攻とは別の学問領域についても、4年間かけて深く学ぶことができるチャンスと、カリキュラムをみなさんに提供しています。別の学問領域から、もう一度世界について見てみること、考えてみること、理解すること。その経験は、わたしたちのものの見方や行動にふくらみを持たせ、異なる人々や文化への想像力を育て、ひいては偏見や暴力をなくすことにつながるにちがいありません。他者への想像力が弱まるとき、いかに差別や暴力が助長されることか。想像力は暴力とは正反対の人間的な力です。その力を、明治学院大学の4年間で是非身につけてほしいと心から願っています。

人材養成上の目的・教育目標

明治学院共通科目による教養教育は、世界に生起する諸問題について、他者との共生をめざし柔軟かつ誠実に対処することのできる人材の育成を目標とする。そしてその実現のために、外国語教育と諸領域科目の教育が連携し、確かな思考力と表現力を養成するための総合的な教育を推進する。外国語教育においては、コミュニケーション能力の向上と言語を育んできた自他の文化への理解の促進を助成するとともに、学生の自律的学習姿勢の涵養に必要な環境を整える。また、諸領域科目の教育においては、専門的知見の教授を通して、学生が問題を的確に理解するための読解力や分析力、問題解決のための多面的な思考力を身につけることができるよう指導する。(学則第5条)