コースのねらい

「アジア地域研究入門コース」は、アジアに生きる市民を育てるための試みです。アジアを学ぶための授業を中心としながら、実際に国内外のアジアに触れるプログラムも用意されています。アジアに属する日本社会もまた学びの対象となります。

日本の社会には海外に出自を持つたくさんの人々がいます。私たちの大学にも多くのアジア出身留学生がいます。日本人はすでにアジアの人々とともに生活しているのに、相互の理解は十分に深まっているとは言えません。日本人もまたアジアの一員にほかなりませんが、アジア人であるという意識は案外希薄です。このコースを取ることによって、ひとりでも多くの明学生が、アジアをよく知り、アジアの豊かな文化的多様性を理解し、相互の違いを認め合い共に歩むことのできる市民となってほしいと願っています。

何をどんなふうに履修すればいいの？

下記の表は、アジアを学ぶための科目を目的別、レベル別に配置した「カリキュラム・マップ」です。ぜひ時間割を組む際の参考にしてください。