「外国語」や「外国人」という言葉を聞いたとき、みなさんがまず思い浮かべる対象は何でしょうか。もしかすると「英語」であり、また「アメリカ人」や「イギリス人」であるかもしれません。
現在、日本に中長期的に滞在する在留外国人、つまり旅行者ではなく、生活者として日本で暮らす外国人は、247万人に達しています(2017年6月末の時点)。このうち、「英語」を話す人や、「アメリカ人」や「イギリス人」の割合がどれくらいなのか考えたことはありますか。また、247万人というのは、日本の総人口の約2%に相当しますが、この割合は多いでしょうか、それとも少ないでしょうか。ちなみに、名古屋市の人口が約232万人、大阪市の人口が約271万人です(それぞれ2018年2月1日現在の推計)。さらに、この247万人に、日本国籍所持者や無国籍者を含めた外国につながる人たちを加えると、数字はさらに大きくなるでしょう。少子高齢化の進む日本社会においては、こうした外国につながる人たちとの共生が喫緊の課題です。
多文化共生コースでは、少子高齢化が進むとともに、多言語・多文化化しつつある日本社会で、自ら課題を発見し、解決できる能力を身につけることを目標としています。
「多文化共生入門/各論」を中心に、配当年次に合わせていつでも履修可能
基礎 | 応用 | 発展 | |
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言語系 科目群 |
必修外国語に加え、3つ目の外国語(あるいはそれ以上)となる外国語科目 | ||
総合教育系 科目群 |
多文化共生入門1・2 グローバルシチズンシップ入門1・2 サステイナビリティー学1・2 グローバル社会と市民活動入門1・2 |
多文化共生各論1・2・3・4 | 現代社会研究A・B |