全学科(グローバル法学科は2022年度生以降)
明治学院大学は、自分の専攻とは別の学問領域についても、4年間かけて深く学ぶことができるチャンスとカリキュラムをみなさんに提供しています。これが明治学院共通科目です。異なる学問領域から、もう一度世界について見てみること、考えてみることは、わたしたちのものの見方や行動にふくらみを持たせ、異なる人々や文化への理解を深めます。その力を、明治学院大学の4年間で是非身につけてほしいと心から願っています。
明治学院共通科目による教養教育は、世界に生起する諸問題について、他者との共生をめざし柔軟かつ誠実に対処することのできる市民的教養を有する人材の養成を目的とします。そしてその実現のために、言語系科目と諸領域科目の教育が連携し、多様な思考力と表現力を養成するための総合的な教育を推進します。
明治学院共通科目の諸科目(下記図、青色点線枠内)は、明治学院大学におけるすべての学生が履修できるよう以下のように構成されており、4年間を通じて学び続けることができます。将来の展望や個人の関心にしたがって、入学時から卒業までの期間を通じて、明治学院共通科目を履修することが望まれます。
各学問領域に関わる専門的知見の教授を通して、皆さんが問題を的確に理解するための読解力や分析力、さらに問題解決のための多面的な思考力を身につけることができるようにカリキュラムを整備しています。また、世界に生起する諸問題を実際に目の当たりにし、体験すること・考えることも大学での学修には大変重要です。そのために、実験・実習科目が多数開講されているのも大きな特色です。
「明治学院共通科目」の言語系科目は、主に外国の人々と協働するときに必要なコミュニケーション・ツールとして、「音」と、その言語の文化的・歴史的背景を重視した教育を行っています。主要言語のほか、タイ語、イタリア語、アラビア語などの言語や、ヨーロッパ・アジアの言語圏の文化理解を深める関連科目、さらに手話の授業も開講しています。また、短期・長期留学を志す人のための支援プログラムも用意しています。